フーバー値
茎の木部断面積($A_s$)と当該部位より先端方向に付いている葉の総面積($A_l$)の比で、水の供給(木部断面積)と水の消費(総葉面積)のバランスを示す指標($=\frac{A_s}{A_l}$)。
“Huber value”はHuber(1928)自身が命名し使い始めた値ではない。後にZimmermann (1983) が“Huber value”と名付けた。Huberは木部断面積/当該部位より先端方向に付いている葉の生重量合計として計算したが、その後木部断面積を辺材面積、あるいは通水面積に置き換えたり、葉の生重量を葉の乾燥重量あるいは葉の葉面積に置き換えたりしている。